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1945年8月6日,アメリカは広島に原子爆弾を投下しました。
1945年8月9日,アメリカは長崎に原子爆弾を投下しました。
1954年3月1日,アメリカは,ビキニ環礁で水爆実験を行いました。
水爆はサンゴを巻き上げ,粉々になったサンゴは,放射性物質を含んで,キラキラと雪のように降りました。
ビキニ環礁から約180㎞離れたロンゲラップ島の子供たちは,初めてみる雪のような白い粉を身体にかけて遊んだり,口に入れたりしました。
やがて島民は,激しい嘔吐,皮膚の炎症,脱毛などの急性放射線障害に襲われました。
1991年,湾岸戦争において,アメリカ軍は,イラク戦車隊に対して,劣化ウラン弾を使用しました。
その後,NATOによる多国籍軍が,ボスニア紛争とコソボ紛争で劣化ウラン弾を使用しました。
2003年以降,アメリカ軍は,イラク戦争において,劣化ウラン弾を使用しました。
たしかに,戦時に原子爆弾が使われたのは日本に対してだけです。
しかし,ビキニ,ボスニア,コソボ,イラクなどで,多くの人々がヒバクしました。
劣化ウラン弾の使用によって,アメリカ兵もヒバクしました。
日本だけが,世界で「唯一の」ヒバク国ではないのです。
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さわした (水曜日, 31 7月 2013 21:38)
被爆も被曝も天災ではなく、ニンゲンの愚かしさゆえなのだから、加曝という言葉があっていいと思うし、加害の有責性をいま、ことさらに明瞭にしていただきたい。