〒634-0804
奈良県橿原市内膳町1-1-19
セレーノビル2階
なら法律事務所
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☎ 0744-20-2335
業務時間
【平日】8:50~19:00
【土曜】9:00~12:00
本日11月27日は事務局が担当です。
平日の朝、我が家では、私か妻が息子向かって
「今、何をしなあかんのや!」
「もう、7時やよ!」と大きな声が響きます。
息子が、学校へ行くための準備をせずに本を読んでいたり、
テレビを見ていて朝食をとる手が止まっていたりすることに対して、注意をする声が響くのです。
そして、これからの季節、寒くなれば起きるのに時間がかかり、
何をするのも、動きも鈍くなります。
それにともなって、声の回数もボリュームもアップします。
誰しも環境が厳しくなれば、やるべきことがおっくうになり滞りますよね。
それはよく解りますよね。
私はふだんの仕事の中で、依頼者の方が厳しく、
つらい(例えば、破産・再生申立)状況に陥って、
その状況から再出発の為の依頼を受け、処理を進めている時、
なかなか約束どおり準備・来訪してもらえない時があります。
家族のように当人のすべての事情を知らない私が依頼者の方へは、強く言えず、また、息子の様に手とり足とり、こうしなさいとも言えず。
私が客観的に観ていて、今これをしないとと強く感じるだけに。
それがとてももどかしいのです。
こちらだけの都合だけではないのですが、やって欲しいことを強く言えない。
しかし、依頼者の方と親しくなればなるほど、
この機会にやり方を換えて、
早く再出発していただきたい。
その目的の為に、「今、やるべきことをしてください!」と、
声を大にして言いたいのです。
この気持ち解って欲しい今日この頃です。