〒634-0804
奈良県橿原市内膳町1-1-19
セレーノビル2階
なら法律事務所
近鉄 大和八木駅 から
徒歩3分
☎ 0744-20-2335
業務時間
【平日】8:50~19:00
【土曜】9:00~12:00
2014年6月,奈良県青少年文化振興協会(奈良親と子の劇場)のイベントで「うどん作り」というのがあって,息子がスタッフとして参加しました。
「うどん作り」の前日になって,小麦粉を持って行かなければいけないというので,近鉄百貨店橿原店の地下食料品売り場に小麦粉を見に行きました。
ちょうどの値引き商品のコーナーで,30%引きの小麦粉を見つけたので,買って帰りました。
帰ってから,よく見ると,品名は「デュラム小麦のセモリナ粉」,製造者は「株式会社ギャバン」,袋の表には「パスタの生地の作り方」が書いてあります。
これは,うどん作りには適さないのではないかということで,息子は冷蔵庫の隅にあった小麦粉を持っていきました。
「デュラム小麦のセモリナ粉」は棚の奥で深い眠りにつきました。
先日,奈良弁護士会の次期会長といわれている大物弁護士から電話がありました。
『デュラム小麦のセモリナ粉を持っているだろう。
会のイベントで生パスタを作るから,提供するように』
というご命令でした。
「かしこまりました」
とお答えして,奈良弁護士会の次期会長といわれている大物弁護士に「デュラム小麦のセモリナ粉」を差し上げました。
なお,イタリアでは,法律で,乾燥パスタはデュラム小麦のセモリナ粉と水で作ることをパスタ生産者に義務付けているのだそうです。
放射性物質であるセシウム137の半減期は約30年,ストロンチウム90の半減期は約29年です。
1986年4月26日,チェルノブイリ原発が爆発して,大量の放射性物質がヨーロッパに降り注ぎました。
事故から28年しか経っていませんので,セシウムもストロンチウムもまだ半分が残っています。
日本に輸入されている「デュラム小麦のセモリナ粉」は,おもにヨーロッパかカナダのもののようです。
今回,奈良弁護士会の次期会長といわれている大物弁護士に提供した「デュラム小麦のセモリナ粉」がヨーロッパ産のものであれば,奈良市民放射能測定所(TEL0742-81-8458)で,放射性物質の汚染の濃度を測定した方がいいでしょうね。
コメントをお書きください