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ジョージ・ルーカスの監督デビュー作は『THX1138』(1970年)。
その3年後に,ルーカスが監督した第2作が『アメリカン・グラフィティ』(1973年)である。
ルーカスは,この『アメ・グラ』によって,オールディーズをバックに流して青春群像を描く,という,その後数多くの青春映画で使われることになるスタイルを確立した。
ちなみに,大林宣彦監督の『青春デンデケデケデケ』(1992年)もこのスタイルを踏襲した名作である。
『アメ・グラ』の4年後,ルーカスは3作目の映画を監督した。
『スター・ウォーズ』(1977年)である。
それまで,アメリカでは,SF映画はB級映画と見なされ,興行的には「当たらない」ジャンルだった。
ルーカスは,『スター・ウォーズ』を作ったものの興行的に失敗することを確信して,マスコミのバッシングを避けるために,公開時にはハワイに逃げていた。
1977年5月,アメリカで『スター・ウォーズ』がロードショーされた。
『スター・ウォーズ』はルーカスの予想を裏切って大ヒットする。
1977年に,スティーブン・スピルバーグが監督したのが『未知との遭遇』。
『スター・ウォーズ』と『未知との遭遇』の大成功によって,特殊撮影を駆使するSF映画がメジャーとして見直されることになった。
その後,『エイリアン』(1979年,監督リドリー・スコット),『ブレードランナー』(1982年,監督リドリー・スコット),『タミネーター』(1984年,監督ジェームズ・キャメロン)といったSF映画の名作が登場する。
『スター・ウォーズ』が日本で公開されたのは,1978年7月1日。
朝守は大学1回生で,大学生協で前売り券を買って,京都の映画館で『スター・ウォーズ』を観た。
ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル),レイア・オーガナ姫(キャリー・フィシャー),ハン・ソロ(ハリソン・フォード)が中心的な登場人物。
俳優は3人とも無名の新人といっていい。
ハリソン・フォードは『アメリカン・グラフィティ』にチョイ役で出演している。
脇を固めるのは,オビ・ワン・ケノービ(アレック・ギネス),ターキン総督(ピーター・カッシング),C-3PO,R2D2,チューバッカ,そして,ダースベイダー。
アレック・ギネスは,デビッド・リーン監督の作品にたくさん出演している名優である。
ピーター・カッシングは,ホラー映画の大スターだ。
ルーカスは,『スター・ウォーズ』を最初から9つのエピソードからなる大河ドラマとして構想した。
1977年の『スター・ウォーズ』第1作は,4番目のエピソードを映画化したものだった。
その後,『スター・ウォーズ』はエピソード1からエピソード6まで映画化されたことはご存知のとおりである。
『スター・ウォーズ』が公開されて37年。
今年12月,エピソード7が公開される。
May the force be with you.
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