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福江島で見たもの ☆ あさもりのりひこ №199

2016年2月27日から29日まで,長崎県五島市福江島に行ってきた。

第16回五島つばきマラソン大会にエントリーしてフルマラソンを走るためである。

マラソンの結果については№189のブログに書いたので,それ以外のことを記す。

 

「五島つばきマラソン大会」というくらいだから,福江島は「つばき」の島である。

島のいたるところで「つばき」が咲きほこっている。

私が泊まった民宿「西光荘」の2階の部屋の窓からも庭の「つばき」の花を堪能することができた。

 

福江島は「遣唐使」ゆかりの島である。

630年から839年まで,日本と唐を行き来した遣唐使が,日本を離れるときに最後に寄港したのが福江島である。

マラソンのスタート&ゴールは「遣唐使ふるさと館」という道の駅で,遣唐使に関係する資料を展示している。

「遣唐使ふるさと館」の前のバス停の建物の屋根は遣唐使船になっていた。

 

土産物店では「バラモン凧」という民芸品の凧を売っている。

獅子だか龍のような顔をしていて,日本というより中華の趣がある。

私が泊まった民宿「西光荘」の壁にも巨大な「バラモン凧」が飾ってあった。

 

五島列島の銘菓といえば「かんころ餅」である。

土産物店にも地元のスーパーにも必ず置いてある。

いろいろな種類があるが,さつま芋で作ったプレーンがおいしい。

かまぼこ状の餅を切って焼いて食べる。

マラソンの給水所(エイド)でも焼きたての「かんころ餅」をふるまっていただいた。

おいしかった。

 

長崎といえば「ちゃんぽん」であるが,五島は「うどん」である。

27日に福江に着いたときは,空港で「五島うどん」を食し,29日に福江を発つときは,福江港で「五島うどん」を食した。

 

29日に福江空港で2階の通路のソファに座って飛行機の到着を待っていた。

向かいの壁に福江島の岬のまわりにいろいろな種類の「つばき」の花を描いた大きな絵が飾ってある。

空と雲のかたちが独特である。

だれが描いたんだろう,と思って近寄って説明を読むと,作者は『山本二三』と書いてある。

 

山本二三(にぞう)さんといえば「未来少年コナン」「ルパン三世カリオストロの城」「さよなら銀河鉄道999アンドロメダ終着駅」「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの背景,美術監督をつとめた人である。

山本二三さんは五島市出身だった。

 

山本二三さんが描いた岬とつばきの絵画が,空港の2階の通路の壁に人知れず飾ってあるのはもったいない。

一人でも多くの人に観てもらいたい。

 

空港の正面に飾ってほしい。

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コメント: 2
  • #1

    民宿西光荘 小坂信太郎 (木曜日, 17 3月 2016 13:56)

    こんにちは、久しぶりですね。 先月は宿泊して頂きましてありがとうございます。
    今回は、素敵な五島列島のコメントありがとうございます。
    また、五島列島へお越し下さい。
    家族みんなでお待ちしています。

  • #2

    朝守令彦 (木曜日, 17 3月 2016 19:23)

    小坂さん,先日は大変お世話になりました。
    ブログを読んでいただいて,ありがとうございます。
    来年も第17回五島つばきマラソン大会に必ずエントリーします。
    来年は歩かないで,最後まで走って必ず「完走」します。
    そして,来年も必ず民宿「西光荘」に泊まります。