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なら法律事務所
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本日は事務局が担当です。
昨晩、親戚の中学教師をしている女性より質問の電話がありました。
その電話によると、彼女は現在中学三年生の担任をしていて、自分の受け持つ生徒の自宅へ家庭訪問に行ったら、以前担任であった中学三年生の女生徒が泊まり込んでいて、その女生徒の不幸な家庭の状況を知ることになって、現在の担任教師と話し合ったそうです。
その女生徒の自営業をしていた父親が体を壊し収入が得られなくなって、破産手続きをすることになったそうです。
破産手続きで破産管財人が就いたら家を出ないといけないのでは、いつまで現在の家に居られるのだろうかなどの心配事項が発生し、両親が離婚、兄弟とは別居、家族が離散していく様でした。
教師としては、生徒の家庭環境を、ましては高校受験を控えた時に、何とか住まいの見通しがつかないのかとやきもきして、父親に尋ねてもわからないとのことで、当方に質問してきたようです。
その質問に対して、父親が委任している弁護士にイロイロ尋ねたらいいのだよと答えました。
多分、弁護士とは、接することが無い人には、まだまだ話しづらい、尋ねづらいのでしょう。
しかし、世帯主である父親の破産手続きなどは、家族全員に影響を及ぼすことですから、質問があれば家族などからもイロイロ尋ねたら良いと思います。
私たちも破産手続は、社会的再出発の為の手続きですから、よりスムーズに進むように日々心がけています。
尋ねられて答えられないこと、期待に添えないこともありますが、声を大にして、わからないこと不安なことは、「もっと尋ねてください!」と伝えたいです。