奈良マラソン　☆　あさもりのりひこ　No.２９５

１２月８日（木）、筋トレ（軽め）、トレッドミルで２０分歩く。

１２月９日（金）、筋トレ（超軽め）、トレッドミルで２０分歩く。

就寝前に「芍薬甘草湯」を飲む。

１２月１０日（土）、コアトレ、柔軟体操、接骨院でテーピング。

その後、鴻池で受付を済ませる。

就寝前に「芍薬甘草湯」を飲む。

 

そして、２０１６年１２月１１日（日）を迎えた。

第７回奈良マラソンの日である。

午前３時３０分に起床。

柔軟体操をしてから朝食を作る。

日曜日は和食である。

食前に「芍薬甘草湯」を飲む。

 

夜も眠れた。

朝飯も喰った。

トイレも済ませた。

痛いところはない。

体調はいい。

ベストコンディションである。

 

午前７時３０分に奈良駅に着く。

奈良弁護士会に寄って、こまちゃんに挨拶する。

鴻池まで歩く。

道路の両側の歩道は鴻池に向かうランナーで埋まっている。

まるで初詣のようだ。

横断歩道を渡るのに、歩行者用信号を３回くらい待つ。

すぐ前を「ル・クレール」のシェフが歩いているのでご挨拶する。

シューズに「chef」と縫い取りがしてある。

シェフは『サブフォー』のランナーであった。

 

荷物の預かり所が大混雑していて、ブロックの集合時間に間に合わなかった。

ブロック閉鎖後の待機スペースで移動を待つ。

スタートの花火から１０分ほど経過して、やっとスタートラインにたどり着く。

 

少し寒いので手袋を付けて走る。

時速８キロくらいのペースでる。

自分としては速くないペース。

フォームが崩れないように注して走る。

顎を引く、腹を引っ込める、骨盤を立てる。

奈良市役所前で応援してくれているこまちゃんに声をかける。

四条大路は道路いっぱいにランナーが溢れていて壮観であった。

 

窪之庄南の交差点を左に曲がった後の給水所で水を補給して、麦味参を飲む。

トイレも済ませる。

脚にしびれはない。

１５、６キロあたりまでは快調で、これは完走できると思った。

 

白川ダムの東門を初めて通る。

白川大橋を渡って、中間点のタイムを見ると２時間５９分。

最初のスター時の約１０分のロスを引いても２時間４０分くらいかかっている。

思った以上に遅い。

徐々にペースが落ちていたのだ。

気がつかなかった。

 

天理市内を走る間に、両脚が痺れてきて脚が上がらなくなってくる。

それでも、歩かないで走り続ける。

どんどんスピードが落ちて、走っている自分よりも、早足で歩いているランナーの方が速い。

２８キロ地点で脚が止まって歩き出す。

給水所で水をもらって麦味参を飲む。

３０キロの手前で、もう一度走り出す。

なんとか走れる。

 

３０キロ地点で、大会関係者に止められた。

グァァ～～ン(T_T)

そ、そげなぁ～(ToT)

う、う、くやしい(T.T)

 

大型バスが来て、他のランナーといっしょに「回収」される(T.T)

脱力。

放心。

無力感。

やるせない。

 

鴻池の裏でバスを降りて、痛む脚を引きずりながら、手荷物預かり所まで歩く。

スタートから５時間３０分くらい経過したところで、ゴール地点の競技場は盛り上がっている。

トボトボと歩く横をゴールを目指してランナーが走って行く(T^T)

完走証の受取所の前には長蛇の列ができている(T-T)

ランナーはみんな「フィニッシャーズ・タオル」を持っている (ToT)。

 

こうして、朝守令彦の「奈良マラソン」は終わった。

『惨敗』である。

 

つぎは、２月の「第１７回五島つばきマラソン」（長崎県）である。

「奈良マラソン」よりハードでヘビーな４２．１９５キロが待っている。

 

お楽しみはこれからだ。