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若者たち ☆ あさもりのりひこ No.355 

君の行(ゆ)く道は 果てしなく遠い

だのになぜ 歯をくいしばり

君は行くのか

そんなにしてまで

 

藤田敏雄作詞、佐藤勝作曲の「若者たち」の冒頭である。

 

ロング走に出かけるとき、妻がこの歌を歌って送り出してくれる。

場面にはピッタリなのだが、曲調が暗いので気持ちは沈んでいく。

 

「どうしてマラソン走るんですか?」

と聞かれることが度々ある。

どうしてだろう?

あらためて考えてみると、コレだ!という答えはない。

 

朝守は10代の後半、高校生のときにジョギングを始めた。

理由は「腹が出てきたから」

それ以来、中断したときもあるが、40年以上走り続けている。

ジョギングは、早朝20~30分くらい、長くて1時間程度だった。

自宅の近くを走っていた。

司法修習生のとき、前期は研修所の隣の公園(1周1キロのジョギングコースがあった)、実務では広島市内、後期は練馬区内を走った。

弁護士になって、仕事をするようになってもジョギングは続けたが、レースには出なかった。

 

はじめてレースに出たのは、2014年1月、畝傍山一円クロスカントリー大会(橿原シティマラソン)10キロである。

10キロを走ると、ハーフマラソンに挑戦したくなった。

ハーフマラソンを走ると、フルマラソンに挑戦したくなった。

フルマラソンに挑戦すると、完走したくなった(今ココ)。

 

長い距離を走ると「達成感」はある。

しかし、それだけではないような気がする。

とにかく、今は、元気に走り続けて、フルマラソンを完走することが目標である。

そのために走っている。

いってみれば「走ること」が目標なのだ。

 

果てしなく遠いのに、どうして歯をくいしばって、そんなにしてまで走るのか?

 

朝守の走る道は、「希望」へと続いているからだ(たぶん)。