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なら法律事務所

 

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業務時間

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相続が争続にならないように

 

本日は事務局が担当です。

 

まだまだ残暑が厳しい日が続いていますが、今朝、大和八木駅に降りて見上げた空は、青いキャンパスに白い雲が少し描かれたようでした。

 

お盆休みは終わったと思いますが、皆さんはどのようにすごされましたか?

 

我が家は、昔はお盆に、先祖の霊を迎え送る火の代わりに家紋の入った提灯をつり下げていて、それを夜に見るとお盆だなと感じていました。

 

そして、お盆には親族が集まりいろいろ話をすると思いますが、初盆をむかえる家では、相続・遺産分割の件で話し合いになる様で、今年も知人、親戚から「ちょと教えて」と私に数件電話がありました。

 

その様な問い合わせで思うことは、やはり故人の方が、遺言を作っておけばとか、プラスもマイナスも自分の財産を正確に把握しておけばよかったのにと思います。

 

せっかく、普段会えない人と会える場が口論の場にならないように、ご高齢の方には、事前の対策として、是非遺言作成(可能な限り公正証書遺言)を薦めます。そして作成の際には、なるべく財産を細かく調査して把握しておくことがとても大事で、後であの時きっちりしておいてくれて良かったと周りの方々は感謝されると思います。

 

また遺言書には「付言」として、遺言者の方の意向、思いを述べること(記載)もできますので、遺言者も気持ちがすっきりするのではないでしょうか。

 

そして、遺言を作った人は、作ったあとに長生きされると、結構言われているようです。

 

何事にも予防策をとることで、好ましくないことを防げると思います。