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みなさん、こんにちわ。
運命の9月下旬まであともう少し、天秤座の事務局がおおくりします(なんのこっちゃ、という方は9月5日のブログをご覧下さい)。
先日、9月15日の朝日新聞にこんな見出しを見つけました。
探査機カッシーニ、燃え尽きた
直前まで土星データ送る
普段あまりこういう記事には興味がなく、
見出しだけみて「ふぅ~ん」と流すのですが、
見出しからなんだか、悲しい空気が伝わってきて、記事を読みました。
「カッシーニは土星の輪が写った画像を地球に送信後、
日本時間15日午後7時半ごろ土星の上空約1900キロの大気層に突入開始。
通信が途絶える直前まで大気の成分のデータを地球に送り、
時速12万キロ以上で落下して消滅した。」
なんだか悲しくないですか?そしてかっこいい。
任務を全うしたあと、大気圏に突入して、燃え尽きてしまった探査機。
「私の任務は完了した!では、さらば!」みたいな。
引き際がかっこいいというか潔いというか。
(人間が操作して突入させたんや、とかいう突っ込みはナシで)
カッシーニ君は1997年に打ち上げをされ、
「では!いってまいる!」と地球を出立して、
暗い闇のなかをたった一人で旅すること7年、
2004年にようやく彼は土星にたどり着きました。
そして小型探査機ホイヘンスを土星の衛星タイタンへ送りだし、観測データを地球に送信します。
ホイヘンスは着陸後4時間弱で機能を停止します。
「父ちゃん、あとは頼んだよ・・・」
カッシーニ君は、当初4年だった観測期間は2度も延長されたのですが、
彼の動力である原子力電池が残り少なくなりました。
そして、彼の調査結果から、土星の衛星のなかには生命が存在できる環境があるかもしれないため、
もし彼が衝突すれば、影響を与えかねないため
土星の大気に突入させ、流れ星のように消滅・・・。
いやぁ~ん、かっこいい!!!
壮大なロマンを感じますね(*´▽`*)