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2017年10月1日、アーサー・ビナードさんが講演会で、現在の状況をつぎのように表現した。
「われわれは、いま、すべてを失う瀬戸際に立たされている」
2017年10月22日(日)、衆議院議員総選挙の投票が行われた。
台風の影響で荒れ模様の天候の下での投票になった。
投票率は53.68%であった。
有権者のうち46.32%は投票しなかった、ということである。
結果は、自由民主党の「圧勝」である。
衆議院465議席のうち、自民党が284議席を獲得した。
これは全体の議席の約61%にあたる。
一方で、比例代表区で自民党が獲得した票の割合は、33.28%である。
つまり、国民の3割しか自民党を支持していないのに、自民党が衆議院の議席の6割を獲得したことになる。
この点、現在の小選挙区比例代表制は不公平な制度であるから制度を変える必要がある。
とにかく、これが日本国民の選択である。
愚かな民は愚かな指導者を選ぶ。
自民、希望、公明、維新は「同じ穴の狢(むじな)」である。
自民、希望、公明、維新は「戦争して、国民には死んでもらいます」という政党である。
「戦争がはじまっても自分だけは大丈夫だ」と考えている人がいる。
そんなふうに思い込んでいるひともいるし、無意識にそう思っている人もいる。
しかし、現実は非情である。
「戦争がはじまっても自分だけは大丈夫だ」ということにはならない。
運命がそれを許さない。