〒634-0804
奈良県橿原市内膳町1-1-19
セレーノビル2階
なら法律事務所
近鉄 大和八木駅 から
徒歩3分
☎ 0744-20-2335
業務時間
【平日】8:50~19:00
【土曜】9:00~12:00
常日頃ランニングするコースがいくつかある。
まず、奈良マラソン試走コース。
鴻池陸上競技場をスタートして、白川大橋を越えて、坂を下りきったところで折り返すと30キロ、天理市内を走って天理大橋北詰で折り返すと36キロである。
つぎに、大和中央自転車道コース。
平坦な自転車道を走る。
折り返し地点を変えると、10キロ、20キロ、30キロ、40キロの4つの距離を楽しめる。
さらに、明日香村を走るコース。
祝戸から稲渕に至る道は、長い坂が特徴である。
甘樫丘は、起伏が激しい。
祝戸と甘樫丘ではキツネを見たことがある。
高松塚古墳からキトラ古墳を過ぎて壺阪寺参道で折り返して、稲渕、さらに栢森(かやのもり)で折り返す道はダイナミックな坂を堪能できる。
稲渕の男綱(おづな)を過ぎて、栢森の女綱(めづな)に至る(上の写真は女綱である)。
去年の走り納めは、この奥明日香コース24キロであった。
2018年1月4日(木)、朝守の妻は奥明日香を走っていた(妻は走る人なのだ)。
栢森の辺りは、車も少なく、人っ子一人いないことが多い。
妻が小さな橋にさしかかると、男性が一人で立っていた。
近くに白色の車が停車しており、男性はスポーツウェアを着て、背を向けていた。
長身で、体格のいい人物だった。
男性は、橋の上に立って、何か考え事をしている様子だったが、突然、上半身だけでシャドーボクシングを始めた。
そのシャドーボクシングは「サマ」になっていた
妻は、橋の上でシャドーボクシングするなんて変わった人だなと思いつつ、男性の背後から走って近づいていった。
狭い橋なので男性の後ろをすり抜けることになる。
妻は、男性に向かって「こんにちは」と声をかけた。
男性は、いきなり声をかけられて、驚いてアワアワとなった(妻は走るとき足音がしないのだ)。
という話を自宅に帰った妻から聞いた。
妻は、その男性の顔を覚えているという。
もしやと思って、インターネットで画像を検索して妻に見せた。
「あっ、このひとや!」
朝守が見せた画像の人物は、WBA世界ミドル級チャンピオン村田諒太である。
村田さん、正月休みで奈良市の実家に帰ってたんやね。
彼は世界チャンピオンだと教えると、妻は「世界チャンピオンをびっくりさせちゃったよ」とびっくりしていた。
妻のコメント「せっかくひとりの時間を持ってはったのに悪いことしたね」
息子のコメント「マジかよ。ええなぁ」