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きのう、凛(りん)ちゃんが死んだ。
りんちゃんは、高取ばらハウスの犬である。
2004年に生まれたので、14年の生涯であった。
母犬は「豆柴」で、りんちゃんは小型犬と中型犬の間くらいのおおきさである。
10年ほど前、妻が友だちに教えてもらって高取ばらハウスに薔薇を買いに行ったのが最初のつながりである。
妻が、高取ばらハウスにかわいい犬がいる、というので、朝守も薔薇を買いがてら、高取ばらハウスにりんちゃんに会いに行った。
りんちゃんは、かわいい顔をした美犬であった。
りんちゃんをなでなでしてかわいがっていると、高取ばらハウスのご夫婦が「さんぽ、しはりますか?」とおっしゃった。
もちろん、りんちゃんと散歩した。
それ以来、日曜日の午前中、高取ばらハウスに薔薇を買いに行って、りんちゃんと40分~50分散歩することが習慣になった。
りんちゃんも日曜日の散歩を楽しみにしていて、朝守が高取ばらハウスに入っていくと、後ろ足で立ち上がって、前足を揃えて朝守にタッチしてくるようになった。
りんちゃんはかしこい犬で、こっちが歩く速度に合わせて歩いてくれる。
決して、鎖を引っ張って強引に前に進んだりしない。
年間40回くらいは散歩したと思うので、これまで400回くらい散歩したことになる。
最近は、りんちゃんも年を取ってきて、視力や聴力が衰えてきていた。
それでも、2月3日(土)はいつものとおり散歩した。
しかし、2月12日(月)は、体調を崩していて、ほんの少し散歩しただけであった。
りんちゃんは、もっと散歩したそうであったが、体力的に負担が大きいと判断して、短い距離で切り上げた。
高取ばらハウスに帰ったりんちゃんは、小刻みに震えていた。
これが最後の散歩になった。
もう、りんちゃんと散歩することはないと思うとさびしい。
りんちゃんの冥福を祈ります。