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なら法律事務所
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2018年4月1日(日)、第8回なにわ淀川ハーフマラソンが開催された。
今回は、フルマラソンの部が新設されたので、フルマラソンにエントリーした。
2017年11月5日 大阪・淀川市民マラソン
2017年12月10日 奈良マラソン
2018年2月25日 五島つばきマラソン
2018年4月1日 なにわ淀川マラソン
5か月の間に4回のフルマラソン出場である。
4月1日は「エイプリルフール」であるが、これはウソではない。
近鉄大和八木駅を午前6時46分発の特急に乗って、難波で地下鉄御堂筋線に乗り換え、西中島南方駅で降りる。
この日、大阪市営地下鉄は「大阪メトロ」に変わっていた。
西中島南方駅は、司法浪人のころ、司法試験の予備校に通っていたので、何度も利用した駅である。
なにもかも、みな、なつかしい。
西中島南方駅を出て、地図を見ながら歩き出したときに、舗道に設置されたコンクリートブロックに右すねを打ち付けてしまった。
受付会場まで歩いて5分くらい。
午前8時前に会場に着いた。
右すねは皮が剥けて血が滲んでいたので、紫雲膏を塗ってバンドエイドを貼る。
受付でパンフレットを受け取って、貴重品は有料クロークに預け(500円)、それ以外は無料の預かり所に持って行く。
スタート前にアミノバイタルのゼリーを飲んでおく。
ゲストの湯田友美さんの指導で、準備運動をして身体を解す。
午前8時50分スタート予定だったが、受付が混雑していたようで、午前9時にスタートする。
晴れているが、暑くはない。
しかし、脱水症状にならないように、給水所でまめに水分を摂る。
1キロを7分弱のペースで走る。
10キロ通過時と20キロ通過時に「麦味散」を飲む。
20キロは2時間17分くらいで通過する。
ここまでは順調だった。
20キロを過ぎて、少しずつペースが落ちていく。
両膝から下が思うように動かなくなっていく。
左膝上の内側の筋肉が痛くなって、引きつりそうになる。
「芍薬甘草湯」ゼリーを飲む。
とうとう27キロ地点で脚が止まってしまった。
回復することを信じて歩き出す。
しんどい。
河原敷の芝生に寝転んで休みたい、という誘惑にかられる。
そうこうするうちに、ハーフマラソンがスタートしたようで、ランナーが「どどど」と走ってきて抜き去っていく。
「なにわ淀川ハーフマラソン」というだけあって、ハーフのランナーは多い。
給水所では、ハーフのランナーと接触するわ、ほかのランナーが飲んだ水を捨てるときに、脚にかけられるわ、と混雑する。
30キロくらいで「麦味散」を飲む。
歩き続けていると、便意を催す。
およよ。
フルマラソンのレース中に便意を催したのは初めてである。
ところが、トイレがない。
視線が川岸の藪に向く。
あの藪に隠れてこっそり用を足そうか、と真剣に考える。
やっとこさ、給水所に辿り着き、トイレを使って事なきを得た。
5キロくらい歩いたところで、スタッフのカメラマンがランナーの写真を撮っている。
カメラの前なので、頑張って走って通り過ぎる。
そのままゆっくり走り続ける。
なんとか走っていると、また、左膝上の内側の筋肉が痛み出す。
痙攣する前に歩きに切り替えて、「芍薬甘草湯」ゼリーを飲む。
「麦味散」3包、「芍薬甘草湯」ゼリー2包を完食した。
1キロほど歩いて、みたび走り出す。
なんとか走れる。
最後の給水所は、止まりたくなかったので通り過ぎる。
最後の2キロは必死で走り続けた。
タイムは6時間16分42秒。
タイムは遅いが、一旦脚が止まった後に「復活」できたのは収穫である。
そういえば、4月1日はイースターすなわち「復活祭」であった。