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5月29日(火)、「旬の里 まみが丘店」がTwitterで『朝どり真竹が入荷しました!!』とつぶやいていた。
画像が添付されていない。
『真竹』とはなんだろう?
「まだけ」と読むのか?
「しんちく」と読むのか?
6月2日(土)、「旬の里 まみが丘店」に行った。
『真竹』が売られていた。
『まだけ』と書いたシールが貼ってある。
見た目は、筍(たけのこ)とはずいぶん違う。
太さはそれほどでもないが、長い。
ようするに、見た目はでかい。
濃い茶色の皮は固そうだ。
とても喰えそうにない・・・
大1本、小2本で370円と安い。
買うか、買わないか、迷った。
店員と店長に食べ方を聞いた。
筍は孟宗竹で、真竹とは種類が違う。
ぬかを入れて茹でるのは筍といっしょ。
新鮮なので鷹の爪は入れなくてもいい。
えぐみはなくて食べやすい。
年配のお客さんは躊躇なく買って行かれる。
とのこと。
躊躇逡巡したのち、真竹を買った。
片手に持つとバグパイプのようである。
家に帰って長さを測ってみる。
長いのは80㎝ある。
いままで調理した食材の中で一番長いと思う。
外皮は硬くて、とても包丁が入らない。
濃い茶色の外皮を向いていくと、柔らかそうな白い中身が見えてくる。
柔らかいので、包丁で簡単に切れる。
短いのは2つに、長いのは4つに切る。
我が家でいちばん大きな鍋は、フィスラー社の寸銅鍋(9リットル)である。
水6リットルとぬかを入れて、真竹を入れる。
9リットルの寸銅鍋がいっぱいになる。
フィスラーの 小さく見える 真竹かな
真竹の下の部分は、柔らかいが、まさに竹筒の形をしている。
空気が入っていて浮いてくる。
下部をもう少し短く切って、空気が溜まらない形にする。
茹でること1時間20分。
一層やわらかくなった。
竹筒のような下の部分は輪切りにして冷凍する。
先の方は水に漬けて冷蔵庫に入れる。
夕飯のときに、サラダに載せて喰ってみた。
刻んで味噌汁にも入れた。
うまい!
えぐみがない!
真竹を食べられるのは、今だけである。
来年の今頃、「旬の里 まみが丘」に真竹が置いてなかったら、店長に聞こう。
「真竹は、まだけ?」(関西弁それも奈良弁である)