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【男子マラソン】
2002年、シカゴマラソンで、高岡寿成選手が2時間6分16秒で走った。
この日本記録は、その後16年間破られることがなかった。
2018年2月、東京マラソンで、設楽悠太選手が2時間6分11秒を記録して、16年ぶりに日本記録を更新した。
その8か月後の2018年10月、シカゴマラソンで大迫傑(すぐる)選手が2時間5分50秒を記録して、日本記録をさらに21秒縮めた。
ここに来て、日本の男子マラソン界は活気づいている。
世界では、2018年9月、ベルリンマラソンで、エウリド・キプチョゲ選手(ケニア)が2時間1分39秒の世界新記録を樹立した。
それまでの世界記録を一気に1分18秒も縮める快走であった。
これまでに2時間5分を切ったランナーは40人いるが、いずれもケニアかエチオピアの選手である。
ちなみに、大迫傑選手の2時間5分50秒は世界歴代75位、設楽悠太選手の2時間6分11秒は世界歴代94位の記録になる。
設楽悠太選手が高岡寿成選手の日本記録を破る前の時点で、世界記録と日本記録の差は3分19秒であった。
現在、世界記録と日本記録の差は4分11秒に広がっている。
世界記録が2時間を切るまでに、日本は世界に追いつけるのだろうか。
【女子マラソン】
女子マラソンの世界記録は、2003年にロンドンマラソンでポーラ・ラドクリフ選手が記録した2時間15分25秒である。
この記録は15年間破られていない。
2時間17分を切ったランナーはラドクリフ選手しかいない。
日本記録は、2005年にベルリンマラソンで野口みずき選手が記録した2時間19分12秒である。
この記録は13年間破られていない。
ちなみに、野口みずき選手の2時間19分12秒は、現在でも世界10位の記録である。
世界記録と日本記録の差は3分47秒のままである。
世界も日本も、男子に比べて女子の記録が低調である。
奈良マラソン2018まであと45日。