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なら法律事務所
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2019年8月25日(日)、キトラ古墳から稲渕へ抜ける激坂を往復する12㎞を久しぶりに走る。
午前8時すぎに走り始める。
暑さはまだそれほどでもなく、風も吹いていて走りやすい。
1㎞7分前後のジョギングペースでスタート。
調子はいいが、上り坂は1㎞7分台に落ちる。
この激坂は、大きな上りが3つある。
3つ目の坂を登り切って、下るところから、ペースが上がる。
1㎞6分前後のペース走状態になる。
快調に走って、あと500メートルくらいでゴールというところで、こけた。
緩やかな下り坂で躓いたが、特に凹凸はない。
走り慣れた舗道である。
まず、左膝、つぎに、両手のひら、最後に、顎が舗道に打ち付けられた。
顔を上げると、顎からポタポタと血がしたたり落ちる。
黒澤明監督の「酔いどれ天使」で、三船敏郎扮するヤクザが大量に喀血するシーンがあるが、顎からしたたる血はそれほどの量ではない。
汗拭きタオルで顎を押さえてゴールする。
鏡で見ると、顎の下の部分がザックリと3~4㎝ほどギザギザに裂けている。
これは、バンドエイドで治る傷ではない。
ネットで外科を検索して、日曜日の午前中に診察している整形外科を見つけて、自動車で駆け付けて診察を受ける。
医師は、傷口を診て「これは縫わなあきませんね」と言った。
ベッドに仰向けに寝て、顎に麻酔の注射を打たれて、6針縫ってもらった。
縫合手術を受けたのは、生まれて初めてである。
抜糸まで1週間から10日かかるようだ。
縫った傷口にガーゼを当ててテープで止めてあるので、白い顎髭を蓄えているように見える。
顎は痛くはないが、肩甲骨と首の付け根が痛み出した。
顎を縫っていても走ることはできる。
しかし、ランニングを再開するのは、肩甲骨と首の痛みが引いてからだな。
ちなみに、この日のタイムは1時間20分00秒で、このコースの自己ベストであった。