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2016年に初めて五島つばきマラソンに出場した。
生まれて初めて走ったフルマラソンが五島つばきマラソンである。
それから毎年出場してきた。
制限時間が7時間と長いので、すべて完走できた。
五島つばきマラソンのベストタイムは2018年の5時間30分である。
今年で5年連続5回目の出場である。
2020年2月22日(土)午前9時40分に自宅を出て、午後5時40分に西光荘に着いた。
移動時間は8時間である。
福江港から三井楽までのバスに「熊本走ろう会」のシニアランナーの方々が6、7人同乗されていた。
初めて西光荘に泊まるということなので、バス停から西光荘までいっしょに歩く。
「熊本走ろう会」は金栗四三さんが作られた会だそうである。
西光荘で、風呂に入って、晩メシをしっかり喰って、午後9時前には眠った。
2月23日(日)、天気は晴、レース中の気温は10~12度くらい。
マラソンにはちょうどいい天候である。
午前8時前に西光荘を出て、歩いて10分くらい、会場の「遣唐使ふるさと館」に着く。
荷物を預けて、ウォーミングアップして、開会式で野口市太郎市長の挨拶を聴いた。
今年は、スタートラインに並ぶランナーがやや少ないように思う。
午前9時、第20回五島つばきマラソンがスタート。
1㎞6分15秒のペースを目標に走る。
とはいっても、上り坂では速度が遅くなるし、下り坂では速度が速くなる。
五島つばきマラソンは起伏が激しい。
中間点を2時間15分から20分で通過したいと思っていた。
前半は快調で、中間点を2時間17分で通過する。
4㎞ごとにエナジージェルを補給して、水を一口飲む。
給水所では、立ち止まらないで、スポーツドリンク(アクエリアス)か水を取って、一口か二口飲む。
沿道では、市民のみなさんが応援してくれている。
「ありがとうございます!」と声に出して、応援に応える。
26㎞を過ぎてからペースが落ちる。
心拍は苦しくないのだが、足が思うように動かない。
1㎞8分台から9分台に落ちていく。
32㎞から34㎞までは1㎞10分台まで落ちてしまう。
海の底を散歩しているような状態になる。
歩かないで、肘を斜め後ろに引き上げてなんとか走りつづける。
安藤大さんの「Never Stop Running」(何があっても絶対あきらめるな)という言葉を胸にがんばる。
34㎞地点の給水所でバナナを食べて水を飲む。
五島市長である野口市太郎さんがいたので、声をかけて、挨拶する。
この状況で大会を開催された勇気を称えると、大変喜んでおられた。
再び走り始めると、脚が軽い。
走りが復活した!
野口市太郎効果である。
34㎞以降は1㎞7~8分台で走り続ける。
最後の1㎞は6分03秒で走った。
5時間20分27秒でゴール。
自己ベストは更新できなかったが、五島つばきマラソンのベストタイムは更新した。
この5年間の五島つばきマラソンの成績はつぎのとおりである。
2016年 6時間43分37秒
2017年 6時間56分28秒
2018年 5時間30分52秒
2019年 5時間54分57秒
2020年 5時間20分27秒
今回は、肺炎の流行で中止にならないか心配されたが、五島つばきマラソンは開催された。
このような状況の中で、大会開催を決断した野口市太郎市長とスタッフのみなさんの勇気に、こころから敬意を表する。
ありがとうございました。
五島つばきマラソンを走ることができて幸せでした。