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洋食Katsuiの猫 ☆ あさもりのりひこ No.1060

2021年9月26日(日)は久しぶりに奈良マラソンのコースを試走する予定だった。

 しかし、朝から雨が降り続いていて、試走は断念した。

 

車で、法隆寺の門前にある小間伊商店(奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1丁目35)へ行く。

古色蒼然たる昭和の日用品店という風情である。

竹で編んだ籠などがたくさんある。

買い物籠、洗濯物を入れる籠、笊(ざる)、布団叩き、手箒などを買う。

 

奈良盆地を横断して、昼食を喰いに「洋食Katsui」(奈良県天理市柳本町577-1 天理市トレイルセンター)へ行く。

https://katsui1999.com/

11時40分ころに着いたが、雨にもかかわらず、店内は繁盛している。

20分くらい待つ間に、展示されている販売品を物色し、天理市トレイルセンターの展示を観る。

 

古代、奈良盆地は巨大な湖であった、という「奈良湖」説のパネルが興味深かった。

 たしかに、「船路」とか「船付山」とか「櫛羅(くじら)」とか「保津」という地名が残っている。

 御所市の山沿いになんで「船路」なんていう地名があるんやろ?と思っていたが、巨大な湖があったとすれば頷ける。

 

 壁際の椅子に猫の縫いぐるみが置いてある。

 実物そっくりで、よくできている。

 見ていると、耳がピクッと動いた。

 腹も微かに上下している。

 アラ~、「なまのも」でした。

 しかし、よく寝ている。

 通りすがりの客に触られても、前足で顔を隠すだけで、眠り続けている。

 店員に呼ばれるまで、眠る猫の寝姿を観ていた。

 (後日、猫の名前は「ちゃい」であることが判明)

 

 昼食は、白子のフリッター、穴子のフリッター、ポークカツレツ定食を喰う。

 うまし、うまし。

 

 「洋食Katsui」を出て、奈良県万葉文化館の隣にある「明日香夢(あすかむ)」へ異動する。

 台湾スウィーツの店「花鳥豆花(かちょうとうふぁ)」へ行く。

 「花鳥豆花」(700円)と「飛鳥豆花」(700円)を喰う。

 ほどよい甘さで食べやすかった。

 

 「甘くておいしい」というのは「甘い」だけでは足りない。

 「甘い」だけなら、砂糖を入れれば甘くなる。

 「おいしく」なくてはいけない。

 「甘い」と「おいしい」は別である。

 「花鳥豆花」は、素人の店主が2021年7月25日に開店した、とのこと。

 開店して2か月。

 まだ「伸び代」がある。

 

 しばらくしたら、味が進化していることを期待して、また訪れよう。