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なら法律事務所
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みなさん、こんにちわ。
本日は事務局担当日です。
朝晩、思わず「さっむ~」と言ってしまう日が出てきました。
去年の今頃の朝晩ってこんなに気温さがってたかなぁ・・・。
突然ですが
ドラマ「コードブルー」でもおなじみのドクターヘリ、
奈良県全域を何分でカバーするか、ご存じですか?
なんと。
15分。
すごくないですか??
このひっろいひろい奈良県を片道15分で現場に着くことができるなんて!
うちから最寄駅まで自転車で行くより早いなんて!
かっこよすぎる~!(かっこいいポイントおかしいやろ)
奈良県では、2017年(平成29年)3月に独自のドクターヘリ事業がスタートしました。
それまでは、関西では大阪府と和歌山県に1機ずつ、兵庫・京都・鳥取の3府県共同で1機が導入されていたところ、
和歌山県と大阪府とそれぞれ運航協定を結んで、派遣1回あたりの費用を支払っていました。
また、共同運用では出動件数上限が30件ほどであったのですが
導入検討委員会の試算では、ドクターヘリの需要は月に約200件が見込まれ、
関西広域連合の共同運行も維持する一方で、独自のヘリ導入が決まったそうです。
また、例えば和歌山県にヘリを要請した場合、
患者は原則、和歌山県立医大に搬送されるなど家族や患者本人の負担が大きいことも導入の要因となりました。
ヘリは、大淀町の南奈良総合医療センターに止まっていて、出動要請から約5分で離陸。
ヘリはランデブーポイントと呼ばれる着陸ポイントに向かい、患者は救急車などでランデブーポイントへ向かいます。
仮に十津川村谷瀬の吊り橋で救助要請があった場合、ヘリだと15分で原現場について、医師・看護師の処置が始まり、15分で病院へ。
一方、救急車だと病院まで90分かかります(県試算)。
県立医科大学高度救命救急センターの担当者は
「離陸地点の準備や現場での活動時間はまだまだ短縮が可能です」とお話されています。
奈良県では、初診時に重症や死亡と判断された搬送事案で、
病院に4回以上受け入れ照会をした割合が、2016年に全国最下位6・2%だったのが
ドクターヘリの運用開始なども相まって、2020年には1・9%まで改善したそうです(全国平均は3%/総務省消防庁)。
いろんなところでいろんな人が頑張ってくれているおかげですね(・∀・)