〒634-0804
奈良県橿原市内膳町1-1-19
セレーノビル2階
なら法律事務所
近鉄 大和八木駅 から
徒歩3分
☎ 0744-20-2335
業務時間
【平日】8:50~19:00
【土曜】9:00~12:00
2023年4月23日午前8時46分、フィニッシュ。
タイムは、42時間01分27秒。
妻は、ウルトラトレイル・マウントフジを完走した。
ウルトラトレイル・マウントフジをサポートして感じたことを書いておく。
1 天候
2019年は寒かった。
降雪のためにレースは途中で中止になった。
2022年は暑かった。
最高気温は25℃で、寒暖の差が厳しかった。
今年は、暑すぎず、寒すぎず、で絶好のコンディションであった。
ランナーにとっては天の恵みである。
2 サポートバッグ
今回は大会本部から専用のサポートバッグが配布された。
オレンジ色の四角い大きな鞄である。
サポートエリア内には、このサポートバッグしか持って入れない。
サコッシュもダメである。
朝守はサコッシュをサポートバッグの中に入れて持って入った。
サポートバッグはかなりデカイ。
しかし、折り畳み椅子、折り畳みマット、着替え、食糧、水、保冷バッグなどを入れるとパンパンになった。
いろいろ詰め込むとズシリと重いし、チャックが壊れそうになる。
サポートエリアに持ち込むものは厳選した方がいい。
3 パーソナル・サポート・エリア
F2麓
電波の入りが悪いのか応援naviが正確に作動しない。
F4富士河口湖町精進湖
スタートして73.1㎞なので、ランナーもサポーターも多い。
駐車場が狭いので、駐車するのに待たなければならない。
待機時間を考えて、早めに現地に着く方がいい。
F5富士急ハイランド
富士山パーキングは駐車料金が有料になった(事前に申し込んでおく必要がある)。
富士山パーキングからサポートエリアまで少し歩かなければならない。
F7山中湖きらら
スタートして124.7㎞、ランナーもばらけている(リタイヤしたランナーもいる)のでサポートエリアは空いている。
駐車場の入口がわかりにくいので要注意。
4 「道の駅なるさわ」と「スーパーオギノ」
現地での買い物は「道の駅なるさわ」がオススメである。
新鮮な果物が手に入る。
冷凍だが地元で採れたブルーベリーも大変良かった。
もう一つのオススメは「スーパーオギノ」である。
地元富士山で採れたミネラルウォーターが豊富に揃っている。
よつ葉乳業のヨーグルトも置いてある。
糠漬けもある。
ただし、糠漬けは、漬け物コーナーではなく、惣菜コーナーに置いてあるので要注意。
5 いちご、トマト、りんご、ブルーベリー、ヨーグルト
ランナーの補給食としてフルーツヨーグルトは欠かせない。
ヨーグルトは栄養満点の完全食品である。
「道の駅なるさわ」では新鮮な果物が手に入る。
冷凍の果物よりも生の果物をランナーに食べさせたい。
ブルーベリーだけは季節が早いので冷凍のものを使った。
しかし、山梨県南都留郡鳴沢村のブルーベリーは大粒で大変おいしかった。
果物とヨーグルトを持ち運ぶので、保冷剤と保冷袋は必要である。
保冷剤と冷凍ブルーベリーは、紅富士荘の冷凍庫を使わせていただいた。
いちご、トマト、りんご、ヨーグルトは、紅富士荘の冷蔵庫に保管しておいて、その都度1回分だけ持ち出した。
6 自宅から持って行った食糧
ライ麦パン(プンパーニッケル(ペーマ)、フォルコンブロート(ペーマ))
リトアニアのオーガニックスープ(ミネストローネ、トマト)
発芽玄米豆乳きのこリゾット、梅醤発芽玄米番茶粥(オーサワジャパン)
コーンポタージュ、クリームスープ(秋川牧園)
どれも垂涎の逸品である。
そして、疲れたときは、これ!
レバコールα(日邦薬品工業)でござる!!
7 紅富士荘の位置
紅富士荘を西に進むとF2麓、F4富士河口湖町精進湖があり、東に進むとF5富士急ハイランド、F7山中湖きららがある。
一番遠いF2麓まで40~50分、一番近いF5富士急ハイランドまで10~15分で行くことができる。
4つのサポート地点をそれぞれ往復するので、紅富士荘は絶好の位置にあるといえる。
8 鈴鶏舎
山梨県南都留郡富士河口湖町小立4400に「鈴鶏舎」(すずけいしゃ)がある。
「鈴鶏舎」では、シャモ(軍鶏)を平飼いしていて、シャモの卵で作ったプリンを売っている。
「鈴鶏舎」の前の山道はウルトラトレイル・マウントフジのコースである。
妻がレース中に「鈴鶏舎」を見つけたので、レース終了後に行ってみた。
プリンは、スタンダードとプレミアムの2種類がある。
シャモの卵を使ったパウンドケーキもある。
プレミアムプリンを食した。
濃厚で美味しかった。
9 レンタカー
レンタカーは、トヨタレンタカー富士河口湖店でプリウスを借りた。
トヨタレンタカー富士河口湖店の入口の近くに柱がある。
その柱のコンクリートの基礎部分にバンクシーの絵が描いてある。
バンクシーの絵は、去年は1つだった。
今年は、2つに増えていた。
バンクシーの絵は本物のように見えた。
10 今回、サポートしたのは、4月21日(金)午後8時から4月22日(土)午後8時までの24時間。
妻が走りきった42時間の約6割である。
24時間の中で、4か所のエリアでサポートしたことになる。
サポートの鉄則は、ランナーよりも早くサポートエリアに着くことである。
ランナーがサポートエリアに着いているのに、サポーターが来ていないという場面は絶対に避けなければならない。
応援naviが不正確であることからヒヤッとしたが、今回もランナーよりも到着が遅れることはなかった。
そして、完走できたんだから、言うことないよね。