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2024年1月28日、大阪国際女子マラソンで、前田穂南が2時間18分59秒で2位となり、日本記録を更新した。
野口みずきが2時間19分12秒の日本記録を樹立したのが、2005年なので、約19年経過したことになる。
19年ぶりの日本新記録を率直に言祝ぎたいと思う。
前田穂南の自己ベストは2時間22分32秒なので、自己ベストを一気に3分33秒も縮めたことになる。
この自己ベスト更新が素晴らしい。
前田穂南の日本新記録によって、2時間17分台、2時間16分台と記録が更新されていくことを期待する。
男子マラソンでは、2002年に高岡寿成が2時間06分16秒を記録して以来、16年間この記録は破られなかった。
2018年、設楽悠太が2時間6分11秒で走って、16年ぶりに日本記録を更新した。
一度壁が破られると、堰を切ったように記録更新が進む。
2018年には大迫傑が2時間05分50秒、2020年にはやはり大迫傑が2時間05分29秒で走り、日本記録を更新した。
2021年、鈴木健吾が2時間04分56秒で走り、これが現在の日本記録である。
ただし、3年間、この記録が破られていないのが気になる。
では、日本人ランナーは世界と戦えるのか?
男子で、2時間02分を切ったランナーはつぎの4人である。
2時間00分35秒 ケルヴィン・キプタム(ケニア)
2時間01分09秒 エリウド・キプチョゲ(ケニア)
2時間01分41秒 ケネニサ・ベケレ(エチオピア)
2時間01分48秒 シサイ・レマ(エチオピア)
女子で、2時間15分を切ったランナーはつぎの5人である。
2時間11分53秒 ティグスト・アセファ(エチオピア)
2時間13分44秒 シファン・ハッサン(オランダ)
2時間14分04秒 ブリジット・コスゲイ(ケニア)
2時間14分18秒 ルース・チェプンゲティッチ(ケニア)
2時間14分58秒 アマネ・ベリソ・シャンクル(エチオピア)
ちなみに、シファン・ハッサンはエチオピアの生まれである。
鈴木健吾の記録は世界89位。
鈴木健吾とケルヴィン・キプタムの差は4分21秒ある。
前田穂南の記録は世界47位。
前田穂南とティグスト・アセファの差は7分06秒ある。
男子も女子も日本記録を更新し続けていけば、世界と戦える日が来るかもしれない。